違いではなく、似ている部分を認める

「違いではなく、似ている部分を認める」

 

これは単なる理想的な世界観ではなく、真に成功のエナジーを創造したいのであれば、絶対必要不可欠な基本である、とある本は言っています。

 

この本は私が二回以上読み直した本のうちの一冊で、日本語訳もされています。サンドラ・アン・テイラーさんの「クォンタム・サクセス」です。

 

近頃多くの人達が「ワンネス」について語っています。周りの人達と調和していくことが私達の生き方であり、実際、それが新しい世界を生きて行く唯一の方法になるでしょう。

 

コーチングでは、多く方が人間関係で何かしらのチャレンジを抱えてセッションをリクエストされます。その時も、違いではなく、共感できる点、似ている部分はどこかを見つけることで新しいアプローチの方法を探索していきます。

 

結局世界は自分の鏡であり、全ての人は鏡に映った自分の影ですからね。

 

ワンネスを思い出す。ワンネスに帰る。

2020年のこの数か月は何という月日だったのでしょう! 地球規模で私達は皆、今までなかったようなチャレンジに直面し、これまで想像もできなかったような経験をしています。私達全員にとって、怖いですし、悲しいですし、心配ですし、辛いし、嫌だし、不便です。そして多くの人にとって身体的にも、経済的にも生きるか死ぬかの闘いになっています。ですが、もしこの地球規模の感染爆発は今起こるべきして起こったことだったしたら?  もしこれを、世界にバランスと調和をもたらすために起こったことだと考えたらどうでしょうか?

皆さんもご承知の通り、私達は変化を嫌います。それが例えポジティブな変化であってもです。私達が今の現状に不満があったり、苦労をしていてもです。何故なら、何かを変えること、何かが変わることは勇気が要りますし、努力もエネルギーも必要だからです。変化は居心地が悪いわけなのです。私達は妥協した満足していない状況に居心地が良くなり過ぎてしまっているのです。ですから時々プッシュが必要になります。外界からの要因によって、私達は無理矢理居心地の良いゾーンから外に追い出される必要があるのです。

もし、この地球規模のウィルス感染爆発が、私達の生活に変化をもたらすために不可欠だった外的要因として起こったと考えたらどうでしょう?  世界中で同じウィルスの感染爆発が起こっていますが、個人レベルでその意味は違っています。それはあなたのパートナーや家族との関係を見直すために起こったのかもしれません。または、本当に嫌いな仕事を無理矢理続けて行くことを辞めるために起こったのかもしれませんし、体を休めてエネルギーを充電するため、自分に優しくするために起こったのかもしれません。あるいは、もっとあなたの人生に喜びをもたらす何かを始めるために起こったのかもしれません。このようにそれぞれにそれぞれの多くの意味があるでしょう。

一つだけ私達全員に共通のメッセージがあります。  

この地球規模の感染爆発が、もし、宇宙からの私達に対する悲鳴だとしたらどうでしょう? 忙し過ぎる私達に立ち止まれ、じっとしなさい、私達の生活を見直し、修正して、周りの人達、そして地球と調和の取れた人生を生きなさい、そして自分自身と周りに対して愛をもって行動しなさいと伝えているとしたら? そして一番大切なメッセージとして、本当の私達を思い出して、私達は一つであることを、と伝えてきている気がします。私達は皆同じ場所から来たことを伝えているのではないでしょうか? 私達は今、エゴを生み出す「分離」ではなく、「ワンネス」に戻って行っています。この地球規模の感染爆発によって、私達は「一つ」になり、お互いをサポートするように動かされています。 そうすることでまた私達が「ワンネス」を思い出せるように。

一緒に「ワンネス」に想いを巡らせ瞑想しましょう。